太宰治のペンネームはなぜ「太宰治」なのですか?
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太宰治というペンネームの由来
本名である津島修治が「太宰治」というペンネームを初めて使用したのは、『故郷の話Ⅲ田舎者』という短編が「海豹」に発表された時です。
小説としての使用は、東奥日報に寄稿した短編『列車』から始まりました。
当時、その新聞の記者が京大の仏文に在籍していた太宰施門という教師について尋ね、「太宰施門の真似ですか?」と聞くと、
彼は「私の名前は天神様の太宰府に由来している」と答えたという話は広く知られています。